ユーザー様より「端子クリンの様々な用途」についてご提案を頂きました

ユーザー様より「端子クリンの様々な用途」についてご提案を頂きました。
( )内はオプソルより追加したものです。

栃木県 I様

☆端子クリンの意外な用途
電流が流れる接点は汚れがたまるものなので定期的なクリーニングが必要です。また、(オーディオ機器やカメラ関係の)新品であっても生産時のオイルが残留していると思ってよいのでクリーニングするべきです。
CLN-E-AC3Pはマイクロ・フォーサーズ規格のカメラ・ボディ及びレンズの接点をクリーニングするのに使いやすく、汚れによるエラーを予防できます。また、USBケーブル及びパソコン本体の接点を簡単にクリーニングできます。さらに、CLN-K-φ1を使うともっと細かい接点も可能になります。いずれも、素材の性格上強く擦ると樹脂紛落ちボディ内部などに入ってしまう可能性があるため軽く擦るようにします。
(※品番CLN-F-ACコンセントはUSBのA及びB端子のオスメス用に利用されています。)

兵庫県 H様

購入後6年の固定抵抗型パッシブプリアンプの接点のクリーニングを行いました。
ボリューム(22ポイント)とセレクター(3ポイント)のスイッチを分解してパンドー29Dを吹くつけてACコンセント端子クリンでクリーニング後に(接点の長期間保護のため)(導通剤入り)グリスを塗りました。
ボリュームの固定抵抗器はチップ抵抗で金属皮膜でメーカーは不明です。
接点は2接点が移動するので常に2接点の状態でした。
この接点がかなり汚れてて端子クリンで4回ほど汚れては拭き取りを繰り返しほとんど汚れなくなってから(導通剤入り)グリスを塗りました。
セレクタースイッチも同じ構造だったので同じ ようにクリーニングし(導通剤入り)グリスを塗りました。
汚れはパンドー29Dと端子クリンの両方で行わないと取れない汚れでした。
このクリーニングの作業で高級な金素材とは言え表面の酸化皮膜が音の広がりを含んだ音を単純な音にしてしまうことがわかりました。
ここで言う「音の広がり」とは、音が左右のスピーカーから自分が聴いている位置の背面方向にまで音が回り込み音に包み込まれるような感覚の音です。
音を聴いてて音の広がりが少ない何かおかしいと思えばクリーニングをまずやってみると良いですね。
音の広がりをまだ体験していない人には、今までの普通に前方からだけの音を聴いているのでひとつ先の音の世界を聞き逃しているかもしれませんね。
これは音楽を聴くには もったいない人生だと思います。
良い音の追求には常に新しいことに挑戦すると良いですね。

長野県 F様

30年以上経過しているJBLのスピーカーユニットを久しぶりに押し入れから出し、音を出してみました。中音用ドライバー2420(LE85のプロ仕様)+ウッドフォーンは音がもやついてピーキーな感じです。もう一台高域用2402(075のプロ仕様)は音抜けが悪く、伸びが有りませんでした。そこで、バネ式のスピーカー端子をクリーニングすることにしました。端子クリンのXLR用のメス用(品番CLN-B-XLR)がちょうどよかったので、10回程前後してみました。ある程度黒い粉が出てきましたが、ザラツキ感があったため洗浄剤PANDO29Dを吹き付け5秒程度経過後、XLR用で擦ってみました。茶色や緑色を含んだ黒い汚れがけっこう取れてきました。しかし、比較的新しいRCA端子やスピーカーバナナ端子の クリーニングをしたときの様な滑らかな感じはしませんので、端子内部表面に錆が固まっていると判断し、ホームセンターで売られている金属、アクリル樹脂の鏡面磨きよう艶出し研磨剤を使用してみました。研磨剤をXLR用端子クリンに塗り50回程度前後してみました。真黒な金属の粉と思われる汚れが出てきました。新しい端子クリンでPANDO29Dをたっぷり吹きかけ洗浄後クリーニングしてみました。今度はザラツキ感もなくなり、滑らかな感じとなり汚れも少なくなりました。
再度試聴してみました。二台とも伸びやかで透明感のある鮮度の高い音となりました。
古い端子では酸化皮膜が固形化して表面に張り付いてしまい、悪さをしていたものと思われます。
スピーカーシステムも古くなったらネットワー クも含め各接点をしっかりクリーニングすることが必要だと感じました。ですので、古い機器と新しい機器と比較試聴する場合は、内部の各接点をクリーニングした後で行わないと正確な判断はできないと改めて思い知らされました。